別府市医師会では、かかりつけ医等の医療機関の判断で、患者が医療機関で唾液を採取して回収する方式で新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受けることができる「別府市医師会PCRセンター」を設置しています。
概要
あらかじめPCRセンターに登録した医療機関(登録医療機関)から、事前予約制で患者が検査を受ける仕組みです。PCRセンターに直接来て検査を受けることはできません。
発熱等の症状のある方は、医療機関でしっかりと診察・治療をしてもらうことが大切です。まずは、かかりつけ医等の身近な医療機関にご相談ください。(注)症状がないにもかかわらず、PCRセンターでの検査目的で医療機関に受診・相談することは控えてください。 |
設置日
令和2年5月25日(月曜日)
開設期間及び時間
期間:令和2年5月25日(月曜日)から
曜日:月曜日~金曜日
※実施期間中に曜日を変更することがありますので医療機関からの予約の際に必ず確認してください。
※予約患者がいない場合は開設をいたしません。
新型コロナウイルスの診療の流れ
かかりつけ医・お近くの医療機関へ電話やオンラインで相談してください。
※医療機関の指示に従い直接の来院は避けてください。
検査基準に該当しない場合は処方された薬を服薬して自宅で療養してください。
ただし、症状が改善しない場合はかかりつけ医へすぐに連絡してください。
検査基準に該当し、医師が必要と判断した場合は ステップ2へ
かかりつけ医・お近くの医療機関から別府市医師会PCRセンターへ紹介・予約された場合はステップ3へ
※医師に紹介された方のみ。ご自身の判断での利用はできません。
大分県衛生環境研究センターで検査・判定
判定結果はPCRセンターを紹介した医療機関から連絡があります。
判定結果が「陽性」の場合は東部保健所からも連絡がありますので指示通りにしてください。 ステップ4へ
「陽性」判定された場合は感染症指定病院で原則1週間の入院観察の後に下記3段階で治療します。
「軽症」と判断された方はホテル等で療養
「中等症」又は「重症」と判断された方は入院治療が継続されます。
(注)症状によって転院もあります。
大分県東部保健所
電話:0977-67-2511(24時間対応)
よくある質問
Q1.いつから利用可能となるのか?
5月25日に開所し、現在は試験的な運用を行っています。
Q2.検査対象者は?
かかりつけ医等の判断でPCR検査が必要とされた方です。ドライブスルー形式で検体採取を実施しておりましたが、厚生労働省から6月2日付で新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査で、「唾液」が追加承認され、大分県でも6月15日より検査ができるように通達が出ましたので当PCRセンターでは6月16日(火)より「唾液」検査を導入いたします。唾液中のウイルス量が多いとされる発熱などの症状が出てから9日以内が対象となります。唾液は、滅菌容器に患者さん自ら1~2ミリリットルを採取します。患者さんへ容器セット(容器・ビニール袋)を渡して検体を採取してもらい、受診した医療機関で検体を回収する運用となります。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
Q3.検査を受ける流れは?
あらかじめPCRセンターに登録した医療機関(登録医療機関)から、事前予約制で患者が検査を受ける仕組みです。直接、PCRセンターに来て検査を受けることはできません。
Q4.PCRセンターに患者を紹介できる「登録医療機関」がどこかを知りたい?
PCRセンターは、かかりつけ医等で、まずはしっかりと診察・治療をしてもらいながら、センターで検査をすることを通じて、かかりつけ医等での継続的で質の高い医療を行うことが目的です。「登録医療機関」を公にすると、検査目的での受診・相談が集中してしまうなど、本来の医療に支障が出てしまうため、「登録医療機関」をお知らせすることはできません。また、症状がないにもかかわらず、PCRセンターでの検査目的で、医療機関に受診・相談することは控えてください。